只見線[只見〜小出間] キハ48 引退
- 乗り物
2020年7月12日、只見線の小出口(只見〜小出間)に残っていたキハ40系が引退しました。
初めて小出駅に初めてキハ40系が登場したのは1980年のこと。国鉄の時代から地域住民の通勤通学の足となってくれた車両です。日常の足としての利用だけでなく、休日には美しい秘境の旅を演出してくれるロマンあふれる車両。さらに2015年にはラッピング列車「只見縁結び」も登場。こちらも地域住民や鉄道ファンに愛されました。
地域住民に愛された40年間の歴史の閉幕です。当車両の後継のキハ110系が美しい歴史を引き継ぎます。これで新潟県内を運行するキハ40系はリゾート列車「越乃Shu*Kura」のみになります。
「この車両のディーゼル音が好きだったのです。そして車両から眺める美しい秘境の景色は最高でした。なにより学生時代の通学の思い出。一生忘れることはないでしょう。地域の誇りともいえる車両でした。長きに渡り本当にありがとうございます。」新潟県在住の50歳代男性の言葉です。
(2020年7月執筆)
力強いディーゼル音を奏でて、白銀の世界を疾走します。
福島県、新潟県の美しい自然の魅力を存分に楽しませてくれた車両です。
長きに渡り本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございます。
PHOTO 滝井雅也 様
福島県、新潟県の美しい自然を存分に楽しめる只見線。数々の見逃せないストーリーがあるようです。この機に只見線の物語に触れてはいかがでしょうか。
VIDEO: サード 様