【木次線】 奥出雲おろち号 引退
- 乗り物
木次線を走る観光列車「奥出雲おろち号」がその歴史の幕を下ろします。JR西日本の発表によると2023年度での運行終了とのことです。
「奥出雲おろち号」の歴史の始まりは1998年4月。利用される車両は1970年代の製造です。そのクラシックな外観は美しく出雲の地の山間の景色によく似合う車両でした。ただ近年は老朽化もすすみ、維持コストの問題や部品調達の困難性の問題も生じておりました。
「JR西日本で唯一の3段スイッチバックがある出雲坂根駅。ここはトロッコ車両の前面展望を楽しめる特等席なのですよ。備後落合の景色も最高。木次乳業さんの濃厚で格式あるアイスクリーム。八川そばさんにも足を運びたい。トロッコ車両が大好きな子供たちだけでなく私たち大人もワクワクするような電車なんですよ。お別れの時が近づいているようです。まだ時間はありそうなので、これから沢山思い出を作りますよ!」関西在住の鉄道ファンの言葉です。
(2021年6月執筆)
奥出雲の地を駆け抜けた四半世紀の功績が色あせることはないでしょう。
この有名な光景にも時間の限りがあります。
残りの期間もよろしくお願いいたします。
PHOTO:くろうさぎ様
VIDEO : Nimo5 様
木次線。美しい鉄路です。
この機に永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?