首都高速道路 日本橋区間 解体/取壊
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日本橋川上空の首都高速道路が解体されます。この地の高速道路の開通は1963年。東京オリンピックにむけて建設整備された高速交通網です。建設から約半世紀を経過し、その老朽化が指摘されていました。
都心部の交通を支える首都高速道路を、次世代へつなぐ、安全・安心な道にするため、地下化事業とあわせて、構造物の更新を図ります。
これは首都高速道路(株)のHPに記載されている文言です。立体道路のコンセプトを掲げ、地域の魅力を重要視。まちづくりと一体となった地下化事業の大きな目玉が日本橋川上空高架道路の地下化です。
「ここは日本のおへそのような唯一無二の場所。一度でよいから重要文化材でもある日本橋から真っ青な空を見上げてみたかった。念願がかないそうです。これは久しぶりにわくわくする事業です。この周辺で生まれた私にとって見慣れた景色が消えてしまうのは寂しい気持ちもあります。残りの期間、美しい写真と共に思い出を作っておこうと思います。」当地で生誕した小さな会社経営者の言葉です。
(2021年7月執筆)
この当たり前であった光景には時間的な限りがあります。
懐かしい思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
戦後日本経済発展を象徴する場所の一つではないでしょうか。残りの期間もよろしくお願い申し上げます。
PHOTO:PIXTA
この高架高速道路をキャンパスに見立てた美しいアート作品を紹介いたします。
ARTWORK : 川野ヒロミ 様
思い出をお持ちの方は記念の作品として購入されてはいかがでしょうか?ご興味のある方はこちらまで。
VIDEO : FinalAccess ファイナルアクセス