とれいゆ つばさ 引退
- 乗り物
2022年3月、JR東日本管理のリゾート列車「とれいゆ つばさ」が引退します。ラストランやイベント等の日程に関しては現時点では未定とのことです。
山形新幹線福島・新庄間で運行されている「とれいゆ つばさ」の登場は2014年。足湯が車内に設けられているということで話題になった電車です。登場以降車内のサービスも拡充されるなどしてその魅力度が増してゆきました。
「鉄道好きでお酒が大好きな私にとって実に魅力的な車両でした。足湯につかったあとには隣の車両のバーカウンターに向かいます。そこでお好みの地酒を購入して畳が敷かれた座敷シートで楽しむという感じです。居酒屋さんのような座敷シートに身をゆだね、おいしいお酒を楽しみながら車窓越しに美しい東北の景色を楽しむ。とても贅沢な時間です。ラストランのチケットを購入できるかわかりませんが、まだ時間があるようです。少なくとも1度は車両に乗って私だけの最後のお別れの挨拶をするつもりです」
7年間で約6万5千人もの人々が利用した人気車両。いよいよカウントダウンが始まりました。ご興味のある方は東北の名物車両に最後のご挨拶をされてはいかがでしょうか。
(2021年10月執筆)
追記・・「とれいゆつばさ」のラストランは2022年3月31日の運行との正式発表がありました。残念ながら足湯の利用はできないそうです。足湯が利用可能な最後の機会は3月27日の(新庄―福島―山形間)の運行車両になるそうです。(2022年2月)
世界で唯一の「足湯」車両です。
畳が敷かれた座席です。
多くの方の電車の旅を演出してくれました。残りの期間もよろしくお願いいたします。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : JR東日本公式チャンネル 様