しなの鉄道 115系-新長野色 引退
- 乗り物
2021年12月10日、しなの鉄道が運行する「新長野色」115系車両が引退しました。
しなの鉄道が開業した1997年以降、JR東日本から有償譲渡された115系。当地に置いて30余年に渡り活躍してきましたが、新長野色の115系は全国でこの1編成が残るのみとなっており、本車両の引退により完全に日本から姿を消すことになります。
「新長野色の115系。これは私にとって特別の車両です。新卒で入社した会社の初の赴任先が長野県だったのです。営業車から幾度となくこの車両が疾走する姿をみていました。当地の冬の雪景色や清涼感あふれる夏季の美しい景色に一番似合うカラーだったとおもうのです。思い入れが強すぎて、この車両の引退は胸にこみあげるものがあります。美しい思い出をありがとう。そして長きに渡りお疲れ様でした。」東京都在住住のビジネスマンの言葉です。
(2021年12月執筆)
あたりまえであった景色は人々の永遠の記憶になりました。
懐かしい思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
長きに渡りお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA