山陰線 アクアライナー 引退
- 乗り物
2022年3月11日。この日をもってJR西日本山陰線(米子駅~益田駅間)走る快速「アクアライナー」の歴史の幕が下ろされます。
キハ126系気動車をつかった快速「アクアライナー」の誕生は2001年のこと。山陰本線(米子駅 – 益田駅間)の高速化に伴う登場でした。その登場に先立つ「しまねライナー」(1985年)、「石見ライナー」(1997年)等の系譜を引き継ぎ誕生した当車両。米子~出雲市駅間では各駅に停車し、出雲市~浜田駅間では快速運転を行います。
「山陰地域が誇る気動車のアクアライナー。キハ126の性能を存分に生かした俊足のこの電車が大好きでした。山陰地方に青春18きっぷを利用して旅行したときにお世話になったので当時の記憶は今でもはっきりと残っています。引退は残念ですし、あの軽快な走りが見れなくなると思うととても寂しい。残りの期間であと何回乗車することができるかわかりませんが多くの思い出を作るつもりです。」兵庫県在住の鉄道ファンの言葉です。
山陰地域を走る俊足の名物車両の引退まであと少し。いよいよカウントダウンが始まりました。乗車して最後のお別れをされてはいかがでしょうか?あなたの大切な思い出がひとつ加わるはずです。
(2021年12月執筆)
キハ126の性能を存分に生かした車両と言えそうです。
懐かしい旅路の思い出が甦る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
山陰の地に確かな足跡を刻んだ名車です。しっかりと目に焼き付けておきたい景色です。
PHOTO:PIXTA