快速あがの 廃止
- 乗り物
2022年3月11日。この日をもってJR東日本が運行管理する「快速あがの」(会津若松駅 – 新潟駅間)の歴史の幕が下ろされます。
「快速あがの」の誕生は1959年のこと。仙台駅と新潟駅間を複数路線経由(東北本線・磐越西線・信越本線)で運行する準急列車としてその歴史の歩みを始めます。大きな駅二つを短時間で結ぶという利便性の高さと車内から眺める美しい景色が評判の人気車両でした。
「快速あがのは最高にお気にいりの電車です。日本でも有数の美しい景色を楽しめる電車だとおもいます。私はこの列車に乗るためにわざわざ新潟と会津若松の仕事を作っているほどです。特にキハ110系気動車がいいですね。シートも快適なので景色を楽しみたいのに眠りについてしまうこともしばしば。歴史ある”あがの”の名称廃止は非常に寂しいです。残りの期間であと何回乗車することができるかわかりませんが必ず乗車しますからね。」埼玉県在住の経営者様の言葉です。
日本の原風景ともいえる景色を存分に楽しめる「快速あがの」。いよいよカウントダウンが始まりました。乗車して最後のお別れをされてはいかがでしょうか?あなたの大切な思い出がひとつ加わるはずです。
(2022年1月執筆)
見慣れた景色に残された時間には限りがあります。
懐かしい思い出がよみがえる方も多いのではないでしょうか。
多くの人々に大切な思い出を与えてくれました。長きにわたりありがとうございます。
PHOTO:PIXTA
日本の鉄道史に「快速あがの」の名前は見事に刻み込まれました。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか。