山口県立徳山高等学校 鹿野分校 閉校

  • 文化・教育施設

山口県立徳山高等学校鹿野分校(山口県周南市鹿野下1228)が、2023年3月末をもって閉校します。当校の歴史は、1948年開校の山口県立都濃農林学校・鹿野校舎にまでさかのぼります。

1976年には鹿野高校として独立、多い時では約400人の生徒が通っていたこともありました。少子化にともない生徒数が減少すると、2008年には分校化し徳山高校の鹿野分校となりました。近年は入学者数が定員を下回り、1学年の人数が10人未満になる状態が続いていました。生徒募集停止に至り、最終学年が卒業する2023年3月末、当校は75年の長きに渡る歴史の幕を下ろします。

2021年4月の生徒数は2年生5人と3年生7人。少人数ならではの和気あいあいとした雰囲気があり、先生と生徒の距離が近い学校だということです。当校の校地は鹿野の市街地から離れた山合いの斜面にあり、緑に囲まれた静かな環境で生徒たちは学習に部活にと充実した日々を過ごしていたことでしょう。

閉校まで残された時間は多くはありませんが、当校にゆかりのある方は、今一度訪れてみてはいかがでしょうか。

(2022年3月執筆)

 

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