【東武鉄道】春日部駅舎 取壊
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東武鉄道の春日部駅舎とその周辺の改修/取壊の時期が近づいております。春日部駅とその周辺地域では高架化を中心とした再開発による街づくりが進められています。
中心市街地が鉄道で分断され、多くの踏切によりスムーズな往来が妨げられている現状を改善することを目的に、春日部駅付近の連続立体交差事業が実施されております。
「春日部駅の構造は確かに利便性が高いとは言えません。東西が完全に分断されており、その往来には入場券を購入するかすこし離れた場所にある地下道を利用しなくてはいけないのです。でも実家のあるこの駅は私の思い出が沢山詰まっている場所なのです。馴染みの商店が沢山あるし、駅前の交番が地域の治安を守ってくれている。庶民のための街でしたよ。いよいよ再開発ですね。いよいよ見慣れた景色ともお別れだと思うと胸が詰まります。いままでありがとう。」春日部市在住の40歳代男性の言葉です。
思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ゆかりのある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?昔ながらのちょっと不便な春日部駅との最後のお別れになるかもしれません。
(2022年4月執筆)
見慣れた景色に終わりが近づいています。
懐かしい思い出が蘇る方も多いのではないでしょうか。
多くの人々の思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : Final Access ファイナルアクセス