【JR九州】415系 鋼製車(白電) 引退
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通称「白電」の呼称で親しまれ、JR九州が運営管理する415系鋼製車の歴史の幕が下ろされます。2022年9月22日のラストランには多くの人々が最後の雄姿を見送ったそうです。
旧国鉄時代に製造され、40年以上に渡り活躍してきた415系白電。2022年秋のダイヤ改正において大分車両センターに所属する16編成すべての置き換えが正式決定しています。
「古い車両ですので覚悟はしていましたが、やはり引退と聞くと正直つらいです。415系白電は完全に大分の街に溶け込んでいた存在なのです。私だけでなく多くの人々が通学通勤、日常のお出かけの手段として日々利用していました。この車両がこの地を走る姿がもう見れないと思うと本当に寂しい。多くの大切な思い出をいただきました。今までありがとう。」大分市在住男性の言葉です。
415系白電。日本の鉄道史に堂々たる足跡を残してその役割を終えました。
(2022年9月執筆)
多くの方々の思い出を詰め込んで美しい歴史の幕を下ろしました。
PHOTO:PIXTA