モザイク通り 解体
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新宿駅西口と南口を連結するオープンモール「モザイク通り」の歴史の幕が下ろされます。
モザイク通りは1984年10月にその歴史の歩みを始めます。全長約200メートルの路地に各種店舗が軒を連ねるオープンモールです。小さく可愛らしい店舗が軒を連ね、新宿西口と南口を結ぶ「近道」としても利用される人気ストリートでした。
長きに渡り当地を代表する景色でありましたが、新宿駅西口周辺で進む大規模な開発工事の影響を受け、その歴史の幕を下ろすことになりました。
「このエリアには私の青春の思い出が沢山詰まっています。ちょうどこの道のオープンが私の大学入学時期と一致するのです。田舎から上京してきた私にとってカルチャーショックといえるほどまぶしく見えました。東京ってすごいなという思いを抱いたことが思い出されます。個人的にも思い出のある個性的な景色が消えてしまうことは寂しいですね。モザイク通りさん、今までお疲れ様でした。多くの思い出を貰いましたからね。」現在は埼玉県に住む女性の言葉です。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?美しい歴史の歩みを感じ取れることでしょう。
(2023年3月執筆)
多くの人々の思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA