洲本市民球場 閉鎖
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洲本市が所有するスポーツセンターの一角に位置する洲本市市民交流センター野球場(兵庫県洲本市宇原1809)の開場は1967年。左右両翼90メートル、センターまで115メートルの広さを有し、1200名収容可能な観客席も設置されています。また4基の照明灯、放送設備、スコアボードなども備え、ナイター利用も可能な本格的な野球場です。施設の老朽化は進んでいますが、女子プロ野球リーグや関西独立リーグの公式戦が開催されるなど現在でも活用されており、長きに渡り地域の野球ファンに愛される施設です。
しかし地域の人口の減少の影響は大きく、施設の老朽化も進んでいることから、兵庫県洲本市が策定する「公共施設等個別施設計画」において当施設の廃止が予定されております。
コンクリート打放しの観客席やパネル式のスコアボード等、昭和の雰囲気に満ち溢れた美しい野球場です。思い出をお持ちの方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。永遠ではない景色を心に記憶するよい機会となることでしょう。
(2023年1月執筆)
PHOTO:Google Earth
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