岩淵水門(青水門)
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岩淵水門の青水門(東京都北区志茂5-41-2)とは東京都北区志茂にある水門であり、現在の荒川と隅田川を仕切る役割を持っています。岩淵水門には新旧2つの水門がありますが、青水門は旧水門の老朽化や地盤沈下対策などのために1974年に着工し、その後1982年に完成しました。
平常時には水門が開かれていますが、荒川上流からの流量が増加した場合に閉めることによって隅田川の洪水を未然に防ぐ機能を有します。RC造、10メートル幅のゲート3門という構成となっており、200年に1度の大洪水が起きた場合にも耐えられるように設計が行われている点が特徴です。
着工から41年が経過していますが、青水門は現在も運用されています。2021年には塗り替えが行われ、その名の通り青々とした姿を見せています。住民の安全を守るために活躍している水門に興味がある方は、ぜひ一度こちらに足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年4月執筆)
歴史ロマンあふれる水門ですが現役稼働中です。
PHOTO:PIXTA