武庫大橋
- 建物・施設
武庫大橋は、国道2号上にある武庫川に架かる橋です。橋梁技術者の増田淳氏の指導のもと、1925年から1年4か月をかけて完成しました。
全長は262.5m、幅は20mの橋の中央部にバルコニーがあることが特徴的で、高欄には北木石が利用されています。支間20mのアーチ橋が6連、8mの桁橋が9連であり、6連のRC開腹式アーチ橋構造の橋は、建造当時は最大級のものと言われます。
その歴史的価値が認められており、日本百名橋に選定済。さらに土木学会選奨土木遺産に認定されています。現在も地域の大切な景色の一部である美しい武庫大橋。ご興味のある方は一度現地に足を運ばれてはいかがでしょうか。
(2023年10月執筆)