国立富士見台団地 解体/取壊
- 建物・施設
「国立富士見台団地」は、1965年に建設された総戸数298戸を擁する地上5階建ての団地です。東京都中央部の国立市に位置し、自然豊かな環境と教育施設が周囲に点在する静観な地域に立地します。
長きに渡り地域の発展を見つめ多くの方々の生活を支えた建物ですが、築58年が経過し、建物の老朽化・バリアフリー基準への不適合などの問題が発生していました。これらの課題を解決すべく、2014年から建て替えの検討が始まりました。そして2022年4月には一括建て替え決議が成立、同年11月には建替組合が設立、そして2023年7月には権利変換計画が認可されました。すでに一部の解体工事が開始されており、2026年度には地上8階建て・総戸数589戸のマンションに生まれ変わる予定です。
多くの方の思い出が詰まり、地域の景色の一部であった国立富士見台団地。いよいよその歴史のラストランです。思い出をお持ちの方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2024年1月執筆)
PHOTO:PIXTA
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