【外房線】鵜原駅舎 取壊/建替
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鵜原駅がその姿を大きく変えそうです。
1927年に開業した鵜原駅は、房総半島の自然に囲まれた小さな駅です。島式ホーム1面2線を有しホーム間は跨線橋で連絡しています。1961年に貨物取扱、1972年に荷物扱いが廃止され、1987年の国鉄分割民営化ではJR東日本が継承しました。1988年にはログハウス風の待合室が設置され、2009年にはICカード「Suica」の利用が可能になりました。そして2017年には再度無人駅化されました。
長きに渡り当地で活躍してくれた駅舎ですが、その取壊が当局から正式に発表されました。新しく建設される駅舎は地域のアクセス拠点としての活躍が期待されています。2025年夏頃には、駅舎内に郵便局が開局し、窓口業務を受託する予定です。
新しい綺麗な駅舎の登場は待ち遠しいのですが、長年に渡り当地の景色を彩ってくれた現在の鵜原駅舎に思いを持つ方も多いのではないでしょうか。是非一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。房総半島の小さな駅舎がきっとあなたを暖かく迎えてくれるはずです。
(2024年2月執筆)
PHOTO:PIXTA