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【津軽線】今別駅 廃駅

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津軽線(JR東日本)の今別駅がその歴史の幕を下ろします。2022年の豪雨により線路設備に被害が発生し、蟹田駅から三厩駅間が運休され、それに伴い当駅も運休の状態が続いています。そしてそのまま、同区間は廃線となる見通しのため、今別駅の廃駅も実質的に確定している状態です。

今別駅は1958年に日本国有鉄道の駅として開業しました。その後、業務委託化(1970年)・駅員無配置駅化(1983年)などの歴史を繋ぎます。そして1987年の国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となりました。2003年には簡易委託が廃止され、完全無人化。2019年には、管理駅が青森駅に変更されました。駅の構造は単式ホーム1面1線を持つ無人の地上駅。2017年には、駅舎の改修工事が行われ、新しい駅舎の使用が開始されました。

「かつて今別町の中心駅であった当駅。その役割は北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅に譲られそうです。私は改修前の白い小さな駅舎に青春時代の多くの思い出があります。ここにもう電車が来ないと思うととても寂しいです。最後にこの駅の運営に携わった方々に心よりの御礼を申し上げます。」駅の近隣にあった学校卒業生の言葉です。

(2024年9月執筆)
PHOTO:PIXTA

雲のむこう、約束の場所

当駅近隣もモデルになっているようです。

 

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