留萌線 舎熊駅 廃駅
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JR北海道の留萌線 舎熊駅( 北海道増毛郡増毛町舎熊)が 95年の歴史に幕を下ろしました。
舎熊駅(しゃぐまえき)は、北海道増毛町舎熊にあったJR北海道留萌本線の駅。1921年に留萌駅から増毛駅の開通にあたり、一般駅として誕生しました。舎熊駅は、国道をはさんだ向かい側に海岸があります。利用客は、壮大な海を眺めながら列車がくるのを待っていたことでしょう。
1984年には無人駅となり、時代の流れとともに利用客も減少。2016年12月に留萌駅-増毛駅間の廃止に伴い廃駅となりました。駅舎は撤去され更地となってしまいましたが、かつてホーム上に設置されていた電灯設備は残存しているそうです。アイヌ語で「イ・サッケ・クマ」という、魚を干す竿を意味していた言葉がなまり「サックマ」という由来からきた舎熊。どこか親しみを感じられる駅名ですね。
(2018年8月執筆)
ホームのすぐそばが荒れた野原。とても美しい景色です。
厳しい環境に耐えた看板です。長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : 『無慈悲な真実の風景』 様