旧国鉄広尾駅 解体
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旧国鉄広尾駅(北海道広尾郡広尾町丸山通り北2丁目)が86年の歴史に幕を下ろします。
1987年に廃線となった帯広駅から南に向かう旧国鉄広尾線。その終着にあったのが広尾駅です。1977年にできた同駅の駅舎は廃線後もそのまま残され「鉄道記念館」となりました。鉄道用具や備品など、当時使われていた貴重な品々を展示され、鉄道ファンには魅力的な施設として有名だったといいます。旧国鉄広尾駅は、現在もバスの乗車乗り場としても使われているため、町民にとっても親しみある場所です。ですが老朽化のため解体が決定。廃線から31年、そして駅舎として築40年の経過をへて、2019年に解体・バス待合室が新設されます。
旧国鉄広尾線といえば、沿線内にある幸福駅が有名ですが、終着駅である広尾駅にも解体される前に足を運んでみたらいかがですか?
(2018年8月執筆)
PHOTO:PIXTA