JR膳所駅旧駅舎 取壊
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滋賀県大津市の繁華街に位置するJR膳所駅(滋賀県大津市馬場2-11-8)は、1880年に開業した滋賀県最古の駅舎です。「ぜぜえき」と読み、関西に多く存在する超難読駅の一つです。日本で最初のスイッチバック駅ではあるのですが、単に折り返しをしていただけということもあってあまり知られてはいません。膳所駅は新快速が停車しない駅ですが、繁華街の中心ということもあって、近隣の大型ショッピングセンターへ足を運ぶお客さんで賑わっています。2009年から駅の整備計画が始まり、2017年6月24日、膳所駅の新駅舎が利用開始となったことを受けて、旧駅舎は取り壊しが始まりました。137年の歴史の閉幕です。駅舎は解体されてしまいましたが、スイッチバック駅として活躍していた当時の路線は1番線に現存しています。新しくなった駅舎から、古き日の線路を眺めてみてはいかがでしょうか。(2018年4月執筆)