但馬/伊丹線 サーブ340B 引退
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但馬空港開業と共に運行に就き、活躍を続けてきたサーブ340B航空機が引退を迎えました。同機は、但馬空港の開業に合わせて1994年に登場し、但馬空港と伊丹空港を結ぶ但馬/伊丹線で活躍を続けてきました。但馬から伊丹までのフライト時間は約40分と短いものの、就航から引退に至るまで多くの利用者に愛された機体です。しかし老朽化の影響により2018年5月6日の但馬空港から伊丹空港へのJAC2324便をもってラストフライトとなりました。24年の歴史の閉幕です。但馬空港ではその当日に引退記念セレモニーが行われ、地元住民をはじめとする多くの人々に見送られ、伊丹へと飛び立ちました。翌日からは新型機のATR42-600による運行に代わっていますが、地域に密着した便で飛び続けたサーブ340Bの姿を思い出す人もきっと多いことでしょう。(2018年8月執筆)
機動力のある機体です。
コウノトリ但馬空港から飛び立つサーブ340Bです。24年間お疲れ様でした。
PHOTO:takapon様/PIXTA