JR北海道 キロハ182形 引退
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北海道で特急編成に組み込まれて活躍したキロハ182形が引退を迎えました。同車は1996年に、初期車に区分されるキロ182形0番台を改造して誕生した形式です。改造前はグリーン車のみ設定される車両でしたが、改造後は同一車内がグリーン車と普通車で分けられました。札幌や旭川から網走へ走る、特急「オホーツク」や「大雪」などの編成に組み込まれて22年間、改造前から数えれば37年という長い期間活躍を続けましたが、2018年6月30日をもって引退となりました。翌日からはハイデッカーのキロ182形に置き換わっています。また、同車の引退により、キハ183系で最初に登場したグループは全て消滅したことになります。現存するキハ183系に乗りつつも、たまには彼ら初期車たちを思い出してみてはいかがでしょうか。(2018年8月執筆)
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA