JR北海道函館本線 桂川駅 廃駅
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JR北海道函館本線の桂川駅(北海道茅部郡森町鷲ノ木町)が 73年の歴史に幕をおろしました。1944年に桂川信号場として開設した当駅は、築堤の上にあるため、ホームには階段を上がるという珍しいスタイルの無人駅。2面2線であり、反対線とは構内踏切でつながれていました。そして階段下の脇には小さな待合室がありました。また、階段を上がると広がる内浦湾。自然あふれる潮風を感じながら、列車の音が聞こえてくるのを待っている人々の姿が思い浮かびます。1987年4月1日には、国鉄分割民営化に伴い、函館本線の駅「桂川駅」として昇格しましたが利用客の減少には歯止めがかからなかったようです。2017年3月4日には、東山駅、北豊津駅、蕨岱駅とともに、桂川駅の廃止が決定しました。
(2018年9月執筆)
年期の入った駅の案内看板です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA