山陽線 有年駅旧駅舎 解体

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 1890年(明治23年)7月に開設されたJR西日本山陽線の有年駅(兵庫県赤穂市有年横尾177-4)が、2017年10月1日に新駅舎へと役割を移し、閉鎖となりました。128年の歴史の閉幕です。1888年山陽鉄道株式会社が設立され、翌年、神戸駅から竜野駅間が開通、その後に有年駅が開設されました。1906年には国有化。1915年から30年の間は、赤穂鉄道株式会社の有年駅も隣接し、赤穂部と京阪神を結ぶ玄関口となりました。米、塩などの中継地でもあり、駅構内は宿場ならではの混雑もありました。木造の有年駅には、券売機も窓口もあり、駅員も常駐していましたが、1日平均利用客が300人弱となり、新駅は無人化となっています。兵庫県内で現存していた最古の木造駅舎として親しまれましたが、現在は解体され、新しい駅舎の駅前広場となっています。(2018年10月執筆)

 

 

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