札沼線 豊ヶ岡駅 廃駅
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北海道樺戸郡月形町にある豊ヶ岡駅(北海道樺戸郡月形町字豊ヶ丘)が廃駅になる予定です。
同駅は1960年、札沼線に開業。単式ホーム1面1線構造の無人駅で、地域住民の請願によって開業した駅です。山小屋のような小さな待合室があり、中にはテーブルや椅子、除雪道具などが置かれており、住民に大切にされてきたことがうかがえます。国道から脇道を通ってたどり着く、林に囲まれた同駅は鉄道ファンの間では「秘境駅中の秘境駅」と言われています。現在は周辺に民家はなく、利用者はほとんどありません。
JR北海道札沼線の北海道医療大学駅から新十津川駅までの区間は、利用者の減少に伴い2016年から廃止が検討され、2018年10月に沿線4町が廃止を受け入れました。残念ながらこの区間にある同駅は廃駅になる予定です。廃駅前にこの秘境駅を訪れてみてはいかがでしょうか。
(2018年11月執筆)
小さくて可愛らしい駅舎です。
この駅看板の姿も終わりが近づいています。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:CRENTEAR様
VIDEO: 北海道ファンマガジン 様
豊ヶ岡駅の待合室の画像もあります。次のページへどうぞ。