【三江線】 因原駅 廃駅
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1934年に開業したJR西日本三江線の因原駅(島根県邑智郡川本町大字因原415)が2018年4月1日に廃駅となり、84年もの歴史に幕を下ろしました。
同駅は単式1面1線のホームを有していた地上駅。開業当時は駅員が常駐しており駅の西側には駅の事務室が設置されていました。しかし無人駅となってからは、駅の事務室は運送会社の営業所として再利用されていました。1982年までは貨物輸送の物流拠点の駅として利用されていた因原駅。米や木炭の輸送が盛んに行われていたため、非常に賑やかな駅だったようです。
残念ながら三江線の廃線とともに廃駅となりましたが、同駅の待合室にはファンが持ち寄ったたくさんの写真が飾られていました。多くの人々の心の中に永遠に記憶されることでしょう。
(2018年12月執筆)
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA