くさつ夢風車 解体/撤去
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琵琶湖岸の烏丸半島内にある、草津市立水生植物みずの森の中に設置されていた風力発電施設・くさつ夢風車(滋賀県草津市下物町1091)が解体、撤去されました。
くさつ夢風車は、2001年から稼働をスタートした高さ60メートルもの大きな風車。クリーンな自然エネルギーを活用し、隣接する植物公園への電力供給を目的として設置されたものです。この風車は遠くからでも眺めることができ、草津市の環境シンボルとして市民から長い間愛されてきました。さらに、自然エネルギーを活用することで二酸化炭素の排出を抑制でき、地球温暖化にも貢献しており、地元の小中学生が学習を行う場としても活用されてきました。
しかし、環境への意識づけの施設としては大きな役割を果たしていたものの、ブレードの故障が起こっていたことから2018年11月21日から解体工事が開始されています。琵琶湖のシンボルとして17年間愛されてきた風車はほとんど姿を消していますが、環境保護の大切さを教えてくれた風車の姿を心に描き、跡地を訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年2月執筆)
長年にわたり琵琶湖畔のシンボルでありました。
凛として佇む姿が印象的でした。
長い間お疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : 滋賀県草津市役所 様