寒梅忌 終了
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山形県鶴岡市出身の作家・藤沢周平をしのび、毎年行われてきた寒梅忌。藤沢周平文学愛好家の方々が2000年に立ち上げたこの寒梅忌も、20回目の節目を最後に幕を閉じることになりました。2019年1月27日、鶴岡市の中央公民館で最後のイベントが行われ、対談や作品を朗読、また赤いバラを献花するなどして思い出を振り返りました。風雪にも耐えどの花よりも早く春を呼ぶ寒梅は、故人の作品や人柄に重なることから寒梅忌と名づけられました。来年からは「藤沢周平をしのぶ会」として新しく活動をしていくそうです。これを機に、藤沢周平の作品を読んでみてはいかがでしょうか。多くの人々に今も愛されている理由が分かるはずです。(2019年2月執筆)