スーパービュー踊り子 引退
- 乗り物
東海道本線等を走る特急列車「スーパービュー踊り子」が2020年3月に引退する予定です。
同車両は1990年、1992年に2編成ずつ製造された251系の観光特急で、首都圏と伊豆急下田駅の間を走行しています。2002年に車体は白、エメラルドグリーンになり、内装もリニューアルされました。1・2号車はグリーン車になっており、1・10号席に展望席を備えています。特急料金は「踊り子」や「リゾート踊り子」よりも高い設定になっており、アテンダントのサービスを受けられ、高床式の大きな車窓からは美しい海や山を堪能することができるため、ゆったりと旅を楽しむことができました。
2020年春に新型車両のE261系の特急「サフィール踊り子」がデビューすることになり、同車両は引退を迎えることになります。堂々たる30年の歴史の閉幕です。沢山の夢を運んでくれたスーパービュー踊り子。思い出のある方は引退前にもう一度乗車されてみてはいかがでしょうか。
(2019年12月執筆)
最後の姿をしっかりと見届けましょう。
伊豆半島の四季を感じる旅を演出してくれました。
長きに渡り本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA