気仙沼線 陸前横山駅 廃駅
- 建物・施設
気仙沼線の鉄道事業廃止のため、陸前横山駅(宮城県登米市津山町横山字本町152)が2020年4月1日をもって鉄道駅としての役目を終えることになります。
1977年12月11日に開業した陸前横山駅は、無人駅で待合室は高い堤防上に位置し、住宅地と山々に囲まれたのどかな駅です。東日本大震災によって線路が被災し、2012年にはBRT(バス高速輸送システム)として営業を再開。しかし鉄路としての再開は見送られ続けてきましたが、いずれは鉄道の復旧を、と訴える方々も多く今回の廃線を惜しむ声も聞かれました。
43年の長い間旅立つ人々を静かに見守り続けた陸前横山駅。鉄道からバスへ形を変えても復興の象徴として人々に親しまれていくことでしょう。
(2020年2月執筆)
VIDEO : SuperDragooon 様