ふるさと銀河線 愛冠駅 廃駅
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2006年4月21日をもって、1952年に開設した愛冠駅(北海道足寄郡足寄町愛冠35-12)がふるさと銀河線の廃線に伴い廃駅となりました。
愛冠駅は、北海道の雄大な自然に囲まれた場所に位置する無人駅。待合室は駅名にちなんで赤く縁どられた王冠の形をしています。読み方も「愛のカップル」のようだと話題を呼び、恋人の聖地となった同駅は過去2回に渡り結婚式が挙行されました。その後も愛冠駅の切符や関連グッズの売れ行きは好調で全国各地から訪れる観光客も多かったようです。
54年間に渡り縁起の良い場所として賑わっていた同駅。現在は廃駅となり静まり返った場所となりましたが、今後も愛冠駅の思い出は訪れた人達によって語り継がれていくでしょう。同駅にゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年4月執筆)
線路跡がしっかりと残されています。
確かな歴史が刻み込まれております。長きにわたりお疲れ様でした。
PHOTO:takahumikawasaki様