美幸線 仁宇布駅 廃駅
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1985年9月17日をもって、1964年に開業した仁宇布駅(北海道中川郡美深町字仁宇布)が美幸戦の廃線に伴い廃駅となりました。
仁宇布駅は、美深町の山奥にある自然豊かな場所に位置する美幸線の終点駅。当時は6人の職員が配置されており木造の駅舎が存在していました。1日の乗客数は20人程度でしたが、人々はのどかな森の中を見ながら走るこの時間が心安らぐひとときとなっていました。現在駅舎は解体されてしまいましたが、旧線路を生かしてトロッコ体験が楽しめる「トロッコ王国美深」が運営されており、年間1万人を超える観光客で賑わっているそうです。
21年間に渡りこの地域を見守り続けてきた同駅。新しく生まれ変わってもなお愛される場所となった仁宇布駅の歴史は今後も語り継がれるでしょう。同駅にゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年5月執筆)
このトロッコ車に乗り込みます。
北の大地の雄大な景色を楽しめるのです。
当駅の歴史と伝統は永遠に語り継がれることでしょう。
PHOTO:takahumikawasaki様