深名線 添牛内駅 廃駅
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JR北海道深名線の添牛内駅(北海道雨竜郡幌加内町字添牛内)は、 1931年に鉄道省雨龍線延伸開通(幌加内-当駅)に伴い開業した駅です。同年に幌加内線へ、1941年に深名線へと改称されます。その後、1949年の国鉄への移管、1982年の貨物取扱廃止・簡易委託化、1987年のJR北海道への継承といった歴史をたどります。そして1995年、深名線の廃線に伴い当駅もその歴史に幕を下ろしました。
広い構内は夏場はルピナスの花で覆われていたという美しい駅。廃駅からかなりの年数が経過しますが、管理者様がしっかりとメンテナンスを行っているとのこと。とはいうものの痛みを隠せなかった駅舎ですが2021年に修復される予定のようです。
北の大地の青空と美しい緑、歴史を感じさせる木造駅舎のコントラストの美しさは鉄道ファンを依然として引き付けているようです。修復前の歴史を感じ取れる旧駅舎に残されている時間は長くないかもしれません。一度現地を訪問してみてはいかがでしょうか。きっと北の大地を守りぬいた鉄路の歴史ロマンを感じ取れることでしょう。
(2020年6月執筆)
PHOTO:hina様
当駅舎が静かに佇む北海道雨竜郡幌加内町添牛内。「網走番外地決斗零下30度」はこの添牛内地域をロケ地にした 高倉健出演の人気作です。永久保存版としてお手元に置いてみてはいかがでしょうか。
当駅は鉄道ファンに絶大な人気を誇る駅舎です。他にも何枚かお写真をご提供いただきました。次のページへどうぞ。