深名線 上幌加内駅 廃駅
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JR北海道深名線の上幌加内(北海道雨竜郡幌加内町字上幌加内)が廃駅となったのは1995年9月4日。
1955年に上幌加内仮乗降場として開業。ここが当駅の起源となります。そのあと1987年の国鉄分割民営化・一般駅への昇格などの歴史を経て1995年、深谷線の廃線に伴い廃駅にいたりました。
かつては簡易委託駅として乗車券の販売が行われていた時期もあったようですが、その後は無人駅に。現在は「上幌加内駅跡」としてここが駅であったことを示す痕跡が少し存在するという状況のようです。ただかろうじて残る線路は営業当時の線路盤をそのまま保存しているもの。深名線では唯一の本物の線路であるそうです。
かつて地域の経済活動の営みの拠点であった上幌加内駅。北の大地の歴史ロマンがつまっているといえそうです。ゆかりのある方もそうでない方も一度現地を訪問されてはいかがでしょうか?
(2020年7月執筆)
実際に利用されていた本物の線路のようです。
PHOTO:takahumikawasaki様
姿を消してしまった深谷線です。永久保存版としてお手元においてみてはいかがでしょうか。