F-4ファントム 440号機[愛称シシマル] 退役
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航空自衛隊F4戦闘機440号機が退役しました。「シシマル」の愛称で愛される同機。亡霊や幽霊を意味する「ファントム」の愛称を持つF4機は全世界の総生産数5000機を超える名機とされます。
「シシマル」は、全世界のF4で最後に生産された機体として有名。自衛官のみならず航空ファンにとっても特別の存在です。対航空機戦闘機として小松基地(1981年)への配属。その後、対艦対地攻撃用支援戦闘機としての任務を遂行するなど歴史を刻みます。総飛行時間約7000時間弱。後継機種のF35にその席を譲る形でその歴史の幕を下ろします。
「シシマルが引退ですか・・。世界のファントムシリーズの最終生産機体です。本当に特別の機体なのです。引退といいますが、全世界で最も新しいファントムなのです。この機体の引退はひとつの時代の終わりを意味すると思います。長きに渡り日本の空を守ってくれました。いままでありがとう。」若き航空ファンの言葉です。
(2020年12月執筆)
PHOTO:PIXTA
VIDEO : SankeiNews 様
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