山田線 浅岸駅 廃駅
- 乗り物
JR東日本山田線_浅岸駅(岩手県盛岡市新庄字中津川21)が88年の歴史の幕をおろしたのは2016年3月26日です。
浅岸駅の歴史は古く、その設置起源は1928年の山田線伸長(上米内 – 区界間)に遡ります。その後、貨物取扱廃止(1972年)・駅員無人化(1982年)・国鉄分割民営化(1987年)・冬季の休業(2013年)などの歴史を繋ぎます。そして2016年3月26日をもって正式に廃駅となりました。それに先立つ2015年11月30日が事実上の稼働最終日となってしまいました。
「周辺に集落などもほとんどみあたらない秘境駅でした。昔ここに足を運んだときはスイッチバックがあったのです。もう更地になってしまいましたが、在りし日の駅の記憶を心に刻み込みたいとおもいます。」九州からはるばる当駅まで足を運んだことのある鉄道ファンの言葉です。
(2021年1月執筆)
PHOTO:PIXTA
VIDEO : 大川晃弘 様
山田線。東北の山間と海沿を走る美しい鉄路です。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?