宗谷本線 東風連駅 移設/改称
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JR北海道は宗谷本線の東風連駅(北海道勇払郡安平町追分美園)について、2022年春の改称と移設を正式発表しました。新駅名は「名寄高校駅」。現在地から北に約1.6kmの場所に移設予定です。
「風連」の東方に位置することが駅名由来の東風連駅の開業は1956年、設置当初から旅客駅でした。その後、国鉄分割民営化(1987年)などの歴史を繋ぎます。鉄骨製コンクリート製の単式ホーム1面1線の無人駅で管理は士別駅です。
この度の移設は名寄市からの要望を受けたもの。駅の利用者の大部分を占める名寄高校生の通学利便性向上を主目的とします。移設後は、駅と名寄高校の距離は約200m程度まで近づくそうです。
「周辺に何もない駅ですが比較的利用者の多い駅です。すぐそばに道路が走っており、スピードを出す車の往来はあります。近くの高校生徒の利用が多いのですが、この駅が子供達を守っているように思えます。駅名の改称・移設が確定しているとのこと。東風連駅の歴史を忘れないようにしたいものです。」地域住民の言葉です。
(2021年4月執筆)
簡素なプレハブの待合室です。
長きに渡りありがとうございました。移設して駅名が改称したのちも地域の若者をお守りください。
PHOTO:PIXTA
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