天竜浜名湖鉄道 TH3501[マリメッコ列車] 運行終了
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2021年5月23日、天竜浜名湖鉄道が管理する最古の現役車両「TH32501」がその歴史の幕を下ろします。この日の運行がラストランになり、セレモニーも開催されるようです。
クリーム色とあずき色のレトロ感溢れるルックスが人気の「TH32501」。その歴史の始まりは1996年です。当初はトロッコ列車のけん引車両の役割でした。その後、スローライフトレインとして活躍しました。2015年からはフィンランドの生地ブランド「マリメッコ」の製品で内装を飾られているということで「マリメッコ列車」の愛称で親しまれた車両です。
「古い車両ですが車内の装飾はおしゃれです。何といってもマリメッコです。この車両の乗り心地は特別で普段とは違う気分を味わえた車両だったのです。駅舎巡りが楽しい路線ですし、大好きな電車でした。沢山の思い出を頂きました。いままでありがとう。」浜松市在住の女性の言葉です。
(2021年4月執筆)
マリメッコの内装が有名ですがレトロ感溢れる外観も人気でした。
地域沿線の景色によく似合う車両でした。
長きに渡りお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : ルトロン – おでかけ動画メディア 様
天竜浜名湖鉄道。36もの鉄道施設が文化財登録されるなど駅舎巡りが楽しい鉄路です。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?