Final 2029年秋頃か 記事函館本線 黒松内駅 鉄道駅として廃駅のイメージ画像 History 126年

函館本線 黒松内駅 鉄道駅として廃駅

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JR北海道函館本線の黒松内駅(北海道寿都郡黒松内町字黒松内)が鉄道駅としての歴史の幕を下ろします。北海道新幹線の札幌延伸(2030年度予定)に伴い、JR北海道から経営分離される函館線は並行在来線としてその処遇が協議されてきました。そして7つの関係自治体がバス転換を受け入れたとの正式発表がありました。この決定により函館本線の部分廃線(長万部駅~余市駅)が確定しました。この区間に存在する黒松内駅は鉄道駅としての歴史の幕を下ろすことになります。

黒松内駅は、1903年に北海道鉄道の一般駅として開業しました。ここが当駅の鉄道駅としての起源となります。開業後は地域の交通の要所として、国有鉄道への移管・函館本線への所属・寿都鉄道開通と廃止・国鉄分割民営化・駅の無人化などの歴史を繋ぎます。以来長きに渡り地域の大切な駅として活躍してきました。

江戸時代、北海道に渡来していた和人・大和民族は大抵が男性であった事情があり、女性はとても珍しかったとのこと。アイヌ語のクルマッ・ナイ(大和民族の女がいる沢)という言葉が黒松内の名称の由来となっているそうです。そして黒松内駅は単式・島式ホーム混合の2面3線を有し平屋構造の駅舎をもつ地上駅。以前は人員が配置される有人駅でしたが2007年に無人駅となりその管理は長万部駅です。

「この地はお気に入りの場所です。風格のある駅舎に降り立ち天然記念物の北限のブナ林にご挨拶に行く。もちろんその後は温泉です。ここは私の休日を演出してくれる場所なんですよ。バス転換が確定したようですが、私はやはり鉄道駅としての黒松内駅が大好きです。だからここに電車が来ないと考えるとそれは寂しいですよ。最終日まで何回か足を運ぶつもりです。」札幌市在住の女性の言葉です。想いをお持ちの方は一度現地に足を運ばれてはいかがでしょうか。立派な鉄道駅舎があなたを迎えてくれるはずです。

(2022年2月執筆)

 

黒松内駅

懐かしい思い出が甦る方も多いのではないでしょうか。

 

黒松内駅

歴史ある跨線橋も当駅の歴史を彩ってくれました。

 

黒松内駅

日々営まれてきた日常の景色に終わりが近づいております。

PHOTO:PIXTA

 

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