【札沼線】 篠路駅舎 取壊/高架化
- 乗り物
- 建物・施設
札沼線(JR北海道)の篠路駅(札幌市北区篠路3-6-4)とその周辺の景色が大きく変化しそうです。既に「篠路駅周辺地区まちづくり実施計画」が策定されていましたが、いよいよ実行に移されます。当計画の柱としての位置づけである鉄道高架事業。百合が原駅と拓北駅までが高架化されますが、現在の篠路駅は地上駅から高架駅となり、横新道は高架下を走る4車線となります。今後数年に渡り篠路駅駅周辺の工事の本格化が予定されます。
篠路駅舎は、開業時の1934年に建設されたもので、駅前には松の巨木が駅舎を見守るようにたたずみます。昭和のレトロ駅の雰囲気を残す篠路駅は長きに渡り地域住民に愛されただけでなく、日本全国にもファンが存在するそうです。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。素朴で小さい駅の営みはきっとあなたの心の中に残ることでしょう。
(2022年10月執筆)
当たり前であった景色に残された時間はあとわずかです。
多くの方々の大切な思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : Final Access ファイナルアクセス