【JR東日本】リゾートあすなろ 引退
- 乗り物
JR東日本の観光用車両「リゾートあすなろ」がその歴史の幕を下ろします。
HB-E300系気動車を利用した「リゾートあすなろ」。2010年12月の登場時には津軽線の「リゾートあすなろ竜飛」、大湊線の「リゾートあすなろ下北」などとして運行。現在では大湊線の「リゾートあすなろ下北」としてその姿を見ることができます。青森県の県木「青森ヒバ」の別名とされる“あすなろ”。夏祭りの情熱を表す「赤」、下北半島に咲く菜の花の「黄色」、地域の森の「緑」の3色は当地らしさを象徴するカラーとのことです。
長きに渡り当地の大切な景色の一部であり、多くのファンに愛された車両ですが、2023年冬から2024年にかけて登場予定の新観光列車「ひなび(陽旅)」「SATONO」にその席を譲る形で、長年に渡る歴史の幕を下ろす予定です。
地域を明るく照らしてくれた「リゾートあすなろ」。この車両も堂々たる足跡を日本鉄道史に刻み込みました。ご興味のある方は最後に一度乗車されてはいかがでしょうか。
(2023年5月執筆)
追記・・JR東日本盛岡支社より「ゾートあすなろ」の最終運行の日程が発表されました。2023年8月20日とのことです。
長きに渡り当地の大切な景色の一部となってくれました。
残りの期間もよろしくお願いいたします。
PHOTO:PIXTA