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【津軽線】津軽二股駅 廃駅

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津軽二股駅がその歴史の幕を下ろします。2022年の豪雨により線路設備に被害が発生し、蟹田駅から三厩駅間が運休され、それに伴い当駅も運休の状態が続いています。そしてそのまま同区間は廃線となる見通しのため、津軽二股駅の廃駅も実質的に確定している状態です。

津軽二股駅は、1958年に日本国有鉄道の駅として開業しました。後に貨物の取扱廃止や簡易委託化などの歴史を繋ぎます。1987年の国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となりました。そしてその後、簡易委託が廃止され、当駅は完全無人化し駅舎も撤去されます。

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、隣接する道の駅いまべつの正面玄関前に当駅の待合室があります。隣接する津軽二股駅は地域の交通の要所としての役割を奥津軽いまべつ駅に譲り渡すとも言えそうです。ご興味のある方は是非一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。小さな駅の営みを感じることのできる最後の機会になるかもしれません。

(2024年9月執筆)

PHOTO:PIXTA

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