千里セルシー 解体/取壊
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北大阪急行電鉄千里中央駅の東側にある商業施設「千里セルシー」(大阪府豊中市新千里東町1-5-2)は、周辺の建物と共に取り壊されることが2018年2月28日明らかになりました。約50年の歴史の閉幕となります。
高度成長期の1972年に建設された千里ニュータウンの一角に同施設は誕生。施設には映画館やゲームセンター、プール、ブティックやレストランもあり、地域の賑わいの場所でした。「セルシーに行く」のが流行だった時代もあったそうです。また、現在では名だたる歌手やアーティストが駆出しの頃にコンサートを行った野外広場は「新人の登竜門」とも言われていました。しかしながら、老朽化の影響を受けて広場は2016年に閉鎖、同施設のテナントも減少していきました。街の世代交代の流れを受けながら、人々に夢と思い出を届けた同施設もまた姿を変えて再興しようとしています。
(2018年11月執筆)
追記・・当施設の最終日は2019年5月31日に正式決定しました。
多くの思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
地域の人が集う商業施設です。
すこし寂しくなってしまいました。長い間お疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : ひでむら 様