キハ183系 旭山動物園号 引退
- 乗り物
JR北海道の大人気列車「旭山動物園号」が引退を迎えました。同車は、1981年製造のキハ183系を改造し、2007年に登場しました。当初は4両編成だったものの、翌年5両化し、2013年にリニューアルしています。1両ごとに違う色やデザインになっており、旭川方面の1号車先頭にはキリンが、5号車にはホッキョクグマが描かれ、非常に個性豊かな列車として大人にも子どもにも人気の列車となりました。
その名の通り旭山動物園への臨時特急として札幌から旭川までを走り、その姿は大変インパクトのあるものでした。しかし車両自体の老朽化の影響で引退が決定し、2018年3月のラストランを最後に引退しました。動物園に向かうワクワクを思い起こさせてくれたこの車両は、これからも皆さんの記憶の中に残り続けるでしょう。
(2018年6月執筆)
PHOTO:PIXTA