旧神谷醸造店舗兼住宅 解体/取壊
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長野県飯田市東和町にある、旧神谷醸造店舗兼住宅が解体されます。建物は、1947年の飯田大火で類焼被災した場所に1949年に再建され店舗兼住宅として活用されていました。建物の裏手には、信州みそや醤油を醸造する工場があり、店舗でそれらを小売りしていました。しかし、70年の歴史に幕を下ろし、2017年に神谷醸造は解散します。現在は、工場跡地は月極め駐車場に使用されています。昔ながらの小売店舗の姿をとどめていた建物も、残念ながら解体する予定です。「家族の食卓を支えてきたお店が消えてしまうことはとても残念だ。」という声が各地から聞こえてきます。今後は、飯田信用金庫の支店の駐車場として生まれ変わり、新たな形で地元に貢献していくようです。(2018年6月執筆)