名鉄犬山ホテル 閉館/取壊
- 商業施設
愛知県犬山市にある、名鉄犬山ホテル(愛知県犬山市犬山北古券107-1)が54年の歴史を経て2019年8月末に営業を終えます。同ホテルは、1965年に、国宝犬山城に隣接する場所に開業しました。ホテルからは犬山城の天守閣を臨むことができ、敷地内には国宝の茶室如庵があります。また、目の前には木曽川が流れていて鵜飼の見学もできます。さらに、近隣には、明治村やリトルワールドなどの愛知県を代表する観光地があり、立地の良さから、一年を通して多くの観光客が訪れています。様々な宿泊プランがあり、四季折々の旬の食事や天然の露天風呂なども堪能できるようです。建物の老朽化に伴い、残念ながら2019年に取り壊され、ホテルを運営していた名古屋鉄道がインターコンチネンタルホテルズグループと提携し、2021年に「ホテルインディゴ犬山 有楽苑」として開業することが決まっているようです。最後の姿を心に焼き付けるため、現地に足を運んではいかがでしょうか。(2018年10月執筆)