札沼線 知来乙駅 廃駅
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北海道樺戸郡月形町にある知来乙駅(北海道樺戸郡月形町字知来乙)が廃駅になる予定です。同駅は、1958年に札幌市中央区の桑園駅と樺戸郡新十津川町の新十津川駅を結ぶ札沼線に開業しました。
単式ホーム1面1線構造の無人駅で、赤い屋根の木造待合室があります。この小さな待合室にはトイレがあるという特徴もあります。また、訪問者用のノートが置かれており、鉄道ファンが多く訪れてたくさんの書き込みをしていたようです。しかし周辺には民家がほとんどなく、利用者は最近5年間の平日で平均5.0人となっているようです。
JR北海道札沼線の北海道医療大学駅から新十津川駅までの区間は、利用者の減少に伴い、2016年から廃止検討の協議が続けられ、2018年10月に沿線4町が廃止を受け入れました。残念ながらこの区間にある同駅は廃駅になる予定です。時期は未定。廃駅を惜しむ声が各地から上がっています。(2018年11月執筆)
追記:JR札沼線(医療大学~新十津川間)の廃止日は2020年5月7日に正式決定しました。
北の大地に佇む美しいプラットフォームです。
この駅看板とのお別れの時が近づいています。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO: 北海道ファンマガジン 様