敦賀港線 廃止

  • 乗り物

福井県の敦賀駅から伸びる貨物線が、この度正式に廃止され、137年の歴史に幕を下ろすことが決まりました。同線は1882年3月に開業した路線で、敦賀駅から大きく左に曲がり、敦賀港駅(開業時は金ヶ崎駅)までの2.7kmを結んでいます。JR貨物が第1種鉄道事業者として運行・管理を行っていましたが、このエリアでの貨物輸送量が大幅に減少したことにより2009年に運行を休止し、トラックでのコンテナ輸送に改変されました。貨物列車廃止後も鉄道での貨物輸送の需要が見込めないため、2016年に事業休止され、2019年4月1日で正式に同線が廃止されることが決定となりました。JR貨物は今後も、トラックによるコンテナ輸送を継続していくとのことです。貨物線ゆえあまりなじみがないかもしれませんが、この機会に往時の姿を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。(2019年1月執筆)

 

 

 

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