下之一色魚市場 閉鎖
- 商業施設
2つの川に挟まれた場所に昭和レトロを感じさせる下之一色魚市場(愛知県名古屋市中川区下之一色町南ノ切21)が、2021年3月末をもって閉鎖されることになりました。
100年以上の歴史があり、伊勢湾最大の規模を誇る同市場。現在は鮮魚店をはじめ、練り物屋や卵焼き店など16の店が営業しています。早朝のまだ暗い時間帯から新鮮な魚や貝などの魚介類が場内に所せましと並べられると、毎日多くの常連客で賑わいます。土曜日になると遠くからのお客さんも続々と訪れ、朝の静けさなどはどこ吹く風かのように繁盛することも。
しかし近年、漁獲高の減少などを理由に営業終了が決定。常連客からは「店主の目利き力がある市場がなくなるのは寂しい」との声もあったようです。もし、この場所に思い出がある方は閉鎖前に一度訪れてはいかがでしょうか。
(2019年7月執筆)
VIDEO : 魚っ魚子ジョニ太郎 様