三菱石炭鉱業大夕張鉄道線 南大夕張駅 廃駅
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三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の南大夕張駅(北海道夕張市南部大宮町)が廃駅となったのは1987年。大夕張鉄道線の廃線に伴う廃駅でした。
1911年に大夕張炭礦専用鉄道二股駅として開業。ここが当駅の歴史の始まりです。開業当初駅舎は無かったようです。島式ホーム1面2線の地上駅であり、駅員も常設で配置。そのあと1929年の南大夕張駅への改称、1950年から1970年代に渡り三菱系の鉄路の駅として変遷し、1987年7月22日に廃駅となりました。
石炭が日本の重要な資源であった時代に活躍した駅です。石炭産業の隆盛の恩恵を受けて付近には炭鉱街が形成されにぎわっていたとのこと。
2007年経済産業省より近代化産業遺産として認定された駅でもあります。ゆかりのある方もそうでない方も一度現地を訪問されてはいかがでしょうか?北の鉄路の歴史ロマンを確かめることができるでしょう。
(2020年5月執筆)
現代日本ではおめにかかれそうにない頑丈な車両です。鉄道ファンの間で有名なラッセル車両です。
PHOTO:takahumikawasaki様
在りし日の北の大地の記憶。心に刻み込んではいかがでしょうか。